
私が初めて作った時に迷った要素をすべて詰め込みました。
もくじ
- 1 live2d無料版で簡単なモデルの作り方を解説!
- 2 live2dの最低限覚えるべきこと
- 3 live2dをインストールしよう
- 4 live2dのUIをざっくり説明
- 5 live2dに絵を取り込んでテンプレートを適応させよう
- 6 【ポリゴン】ポリゴンをAUTOで修正する方法
- 7 【ポリゴン】モデリングを調整する方法
- 8 【ポリゴン】変形パスツールで簡単にポリゴン操作をする方法
- 9 【パラメータ】パーツのパラメータを調整する方法
- 10 【パラメータ】パーツにパラメータを対応させる方法
- 11 【パラメータ】アニメーションで動きを確認する方法
- 12 【パラメータ】パラメータをデフォルトにする方法
- 13 【パラメータ】動きを反転させる方法
- 14 【パーツ】表示の順番を変更する方法
- 15 【パーツ:口】口のパラメータを付与する方法
- 16 【パーツ:目】クリッピングで『まぶたを閉じる』を表現する方法
- 17 【パーツ:目】目のパラメータを付与する方法
- 18 【パーツ:輪郭&前髪】動いた際に絵がはみ出ないようにする方法
- 19 【パーツ:体】首と腕を自然につなげる方法
- 20 あとはアニメーションで動きを確認しながら最終調整
- 21 3年間の利用が約30,000円お得な76%OFF
- 22 まとめ
live2d無料版で簡単なモデルの作り方を解説!
バ美肉は誰でもできる!

そこのあなた!
「バ美肉したい!」と思っていますよね!?
当記事では私がlive2dの作業で困った要素を、項目ごとに分けて解説しています。
過去の私が欲しかった情報満載なので、あなたの作業の役に立つことを約束します!
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live2dの最低限覚えるべきこと
逆にこれだけ分かっていれば作れる!

- テンプレート適応するだけで結構完成する
⇒手作業で目、口、輪郭、体を微修正 - パーツは絵、デフォーマは曲面、パラメータは動き、等の概念を理解する
- パラメータはパーツとデフォーマに付与されている
- パラメータが調整できるのは緑色の点だけ
上記のことを理解しておけば、最後まで作れます。
逆にどれかの知識が歯抜けになると、作業が中断してしまいます…
当記事では初心者が躓くであろう要素(自分が困った部分)を、網羅的に解説しています。
live2dをインストールしよう

公式サイト:Cubism 3 Editor
『live2d Cubism 3 Editor』をダウンロードしてインストールしてください。
インストールが完了したらlive2dに絵を取り込むので、絵を用意する必要があります。
live2dのUIをざっくり説明
デフォーマは曲面、インスペクタはパーツの動き

- 赤:【パーツ】平面のデータ(描いた絵)
- 青:【デフォーマ】曲面のデータ
- 黄:【インスペクタ】その他のデータ
- 緑:【パラメータ】動きのデータ
画面左側はパーツ、デフォーマ、インスペクタ、パラメータの情報が表示されています。
デフォーマは顔や体を動かした際の、角度を表現するための曲面のデータです。
インスペクタは描画順、位置情報、透明度、等のその他のデータです。
パラメータは顔や体を動かした際の、表情や体の動きを表現するためのデータです。
画面右側ではパーツ毎のポリゴンの修正や、全体的な動きの確認ができます。
live2dに絵を取り込んでテンプレートを適応させよう
無料版で起動する

live2dはフリー版でも十分に使えます。
初めての作成なら『FREE版として起動』を押しましょう。
私は無料版でも問題なく作れました!
live2dにpsdファイルを読み込ませる

『live2d Cubism 3 Editor』にpsdファイルをドラック&ドロップします。
とりあえずデータを入れただけなので、現状はまだ平面の絵です。
テンプレートを適用させる
facerigを選択する

『ファイル⇒テンプレートを適用』を押しましょう。
これで簡単に平面の絵にポリゴンを割り当てることができます。

次にfacerigを選びましょう。
facerigを選ぶ理由は、WEBカメラ1つで簡単にバ美肉ができるからです。
絵を重ねる

テンプレートの輪郭のなかに、自分の絵の輪郭がおさまるように重ねる
次にテンプレートと自分の書いた絵を重ねてる作業に入ります。
コツはテンプレートの輪郭のなかに、自分の絵の輪郭が収まるように重ねることです。
そうすることで、後々の顔パーツのパラメータ修正作業が各段に楽になります!
サイズの調整も可能

目と口のサイズも変えることができます。
でも目と口に関しては、そこまで神経質に合わせる必要はないかも?
動きを確認する

- レイアウトパラメータ調整
⇒サイズ変更と位置調整 - テンプレート適用 プレビュー
⇒連動させるべきパーツを指定する
*1~2を繰り返す
テンプレートの絵と自分の絵を重ねたら『テンプレート適用プレビュー』を押して、正しく対応できたか確認しましょう。
正しく対応付けされたか確認する

現状のパーツの割り当てと、動きを確認することができます。
動きに違和感がある場合は、対応したパーツが違っている可能性があります。
カーソルをパーツ上に置くと、対応したパーツの部分が表示されるので、合っているか確認しましょう。
パーツの対応付けを行う

どちらかの絵のパーツを押すと小さいウィンドウが表示されます。
ウィンドウの中から対応させたいパーツを選び『選択要素を対応付け』を押すとパーツの対応付けができます。
輪郭や前髪が後ろ髪に対応されていたり、腕が髪に対応されたりすので、それを修正していきましょう。
対応付けがあまりにも変だった場合は、もう1度パラメータ調整に戻りましょう。
目と口はテンプレートでは完璧に調整できない

- 各パーツを正しく対応付けをする
- まぶたと口が閉じるまで調整する
最低限パーツを正しく対応付けさせておきましょう。
目と口以外が、良い感じになるまで調整し続けましょう。
目と口は良い感じにならなくても、テンプレート適応作業後に手作業で修正できます。
テンプレート使うだけで自分の絵がここまで動くのはすごいね
しかし目と口が大変だぁ…#Live2D pic.twitter.com/OcNZ9S1Lva— スネゲゾンビ (@sunegezonbi) 2018年11月22日
テンプレート適応では、目と口は完璧にするのは難しいです。
こんな感じ目と口が変になりますので、ここから先は手で修正する感じになります。
【ポリゴン】ポリゴンをAUTOで修正する方法
ポリゴンは基本的に自動で作ってもらいます

テンプレート適応すると、薄く四角いデフォーマと呼ばれる曲線の領域が表示されます。
ちなみにマウスのホイール押し込みで、キャンバスを移動できますよ!(便利

後ろ髪のパーツをクリックしてみましたが、ポリゴンがお粗末すぎますね。
そんな時は、左上の[AUTO]を押しましょう。

小さいウィンドウが表示されるのでポリゴンレベルを選択できます。
『変形度合い(小)』を選びました。
うん、いい感じですね。
【ポリゴン】モデリングを調整する方法
ダブルクリックで手作業でポリゴンの修正ができる

パーツをダブルクリックするとモデリングを調整できます。
つなぎ目を連続でクリックすることで、線を追加することができます。
[Alt + クリック]で線を消すことができ、消えた場所が水色になります。水色の線は引いた方が良い線を示しています。
【ポリゴン】変形パスツールで簡単にポリゴン操作をする方法
引いた線を変形させるとポリゴンも連動して動く

ポリゴンの点を1つずつ動かしていてはかなり時間がかかります…!
変形パスツールで点でなぞった後は、線をいじることで自由に変形することができます。
私は作り終えた後に、変形パスツールの存在をしりました…
あなたは変形パスツールを使って、今後の作業を時短してください!
ちなみに[ALt + クリック]で変形パスツールの線を消すことができます。
【パラメータ】パーツのパラメータを調整する方法
右クリックで緑の点を選択して調整するだけ!

パーツをクリックすると選択状態になり、パラメータの対応したバーの点が緑色になります。
上唇は6ヶ所の緑の点があるので、この6点で動きを調整することになります。
逆に緑の点以外は、調整できません。(超重要
最初の内は「なんでパラメータ弄って動きが保存されないんだ?」と思うことが多いですが、その理由は緑の点以外を動かしているからです。
点の箇所は自分でカスタマイズすることもできます。(無料版は数に制限あり
ちなみに、右クリックすると緑の箇所にポイントを合わせてくれるので便利ですよ。
【パラメータ】パーツにパラメータを対応させる方法

パーツにパラメータを付与したいなら、パーツをクリックして選択状態にした後に、対応するパラメータの名称をダブルクリックしましょう。
これで2~3箇所パラメータの点を入れることができます。(無料版では制限があります
初めての作成なら使わない機能かもです。
【パラメータ】アニメーションで動きを確認する方法
画面右下の再生ボタンで動きを確認できる
右下の再生ボタンを押すと、モデルがランダムに動いてくれます。
動きに違和感がないか、絵が切れてないか、これで確認できます。
確認しながら修正する感じになります。
【パラメータ】パラメータをデフォルトにする方法
アニメーションの確認が終ったらこれ

アニメーションを確認した後に、パラメータから手作業で初期状態にしていませんか?
パラメータの右上に配置してあるボタンを押すと『デフォルト設定値に戻す』があります。
これを押すとパラメータを初期状態に戻すことができます!
【パラメータ】動きを反転させる方法
角度Xの動き作成が楽になる
Cubism3.2の新機能「動きの反転」を使えば、顔の角度X作成がとっても簡単になりますよ!#Live2D pic.twitter.com/1d2dFYreAh
— Live2DCreativeStudio (@live2dcs) 2018年5月18日
テンプレートを適応する場合は1回も使わない機能ですが、完全にゼロから作りこむ場合は重宝する機能です。
パラメータタブの右上のボタンを押して『動きの反転』をクリックすると、逆側に反転させたパラメータにをコピーできます。
角度Xの作成が半分にでき、動きか左右対称のきれいなモデルになります。
【パーツ】表示の順番を変更する方法
パーツが隠れてしまったら描画順を高くしよう

live2dはphotoshopのようにレイヤーの入れ替えで描画順を変えることができません。
インスペクタから描画順をいじる必要があります。
考え方はシンプルで、数値が高いほどレイヤーが上になります。
この仕組みを覚えておくと「パーツが隠れて困った!」という問題から解消されます。
【パーツ:口】口のパラメータを付与する方法

- 口 変形
-1怒り 0普通 1笑顔 - 口 開閉
0閉じる 0.3少し開いてる 1大きく開けてる
口の編集は 5:50秒から!
変形パスツールで口の表情を作りましょう。
パラメータ設定に従って、9通り調整していきます。
『口 変形』は-1が怒りなので、あなたの思い思いの怒りを表現してください。
9通り分が自然に仕上がればOKです。
【パーツ:目】クリッピングで『まぶたを閉じる』を表現する方法
まぶたパーツ4つ分浮きます

目玉パーツのクリッピングの項目に、白目パーツのIDをコピペすることで、白目の描画領域だけ瞳の絵が表示されるようになります。
まぶたパーツで瞳と白目を隠す必要がないので、まぶたパーツが4つ分浮きます。
私の場合は既にまぶたパーツを描いていたのですが、作業中にこの方法を知り、もったいないと思いながらもパーツを削除しました。
参考ページ:クリッピングを使用した目の作成方式
【パーツ:目】目のパラメータを付与する方法
目の編集は 1:50秒から!
- 〇眼 開閉
0閉じる 1開ける - 〇眼 笑顔
0真顔 1笑顔
こちらも口同様に、変形パスツールで目を作っていきましょう。
とりあえず右目でも左目でもどっちでもいいので、『開閉』と『笑顔』のパターンを作ってください。
↓反転させたい方はコチラ
【パーツ:輪郭&前髪】動いた際に絵がはみ出ないようにする方法
- 輪郭を少し修正
⇒パーツ『輪郭』
前髪に隠れるようにする - 前髪を少し修正
⇒デフォーマ『前髪の曲面』
はみ出ないようにする

輪郭を前髪で隠しましょう。
赤い四角のをいじって、はみ出た部分を髪の中に仕舞うだけです。

前髪が後ろ髪からはみ出る場合は、デフォーマ『前髪の曲面』を選択して、曲面を修正しましょう。
テンプレートの適応の作業の際に、テンプレートの輪郭の中に描いた絵の輪郭がおさまっていれば、基本的にこの作業で顔パーツの修正はOKのハズです。
私はデフォーマにパラメータがあることに気づかなかったので、長い時間苦戦しました…
【パーツ:体】首と腕を自然につなげる方法

体と体のデフォーマにパラメータが割り当てられています。
体のパラメータは体の回転Xです。
体のデフォーマである『服の曲面』のパラメータは、体の回転Xと体の回転Yです。
今まで行ってきた作業の通り、緑の点の数の通りだけ、首と腕がちゃんと体に繋がるように調整するだけでOKです。
私は作業した際はデフォーマの『服の曲面』に、パラメータが割り当てられてるのに気づかなかったので、かなり時間がかかりました…
あとはアニメーションで動きを確認しながら最終調整
ただのヤベェやつ
ランダムアニメーションは薬やってる人みたいですね。
この機能で動きを確認して、絵が切れたり、はみ出たりしてないか確認しましょう。
見つけ次第、パラメータを調整していく感じです。
3年間の利用が約30,000円お得な76%OFF
- 商品 :Live2D Cubism PRO for indie サブスクリプション 3年間プラン
- 割引内容:通常価格税込 ¥40,392 → 割引価格税込 ¥9,693(76%OFF)
- 対象 :日本国内の学生及び教職員で、その資格を指定の方法で証明できる方
▼live2dが10%OFFです!
https://bit.ly/380v3mZ
まとめ

live2dでバーチャルの器を仕上げよう!
私がlive2dの作業で困った要素をすべて詰め込みました。
当記事があなたのお役に立てたのであれば嬉しいです。
オリジナルVTuberモデルを購入するなら【Live2D公式マーケット nizima】
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