もくじ
コミカルに動画でも紹介してます!
退職直後にやるべきことは4つ
とりあえず失業給付金と年金の全額免除だ!
利用すべき制度
- 国民年金・国民健康保険に切り替え
⇒市区町村役場で手続きをしよう - ハローワークから失業給付金を貰う
⇒前職給与の5割~8割を3ヶ月分 - 国民年金を免除申請を出して全額免除する
⇒退職1年以内なら全額免除が通りやすい - 社会保険を任意継続にして健康保険を安くする
⇒扶養家族がいる人はこっちが安いかも!
*これはやらなくていいかも?
退職直後はこれだけ選択肢があることを知りましょう!
独立する場合は失業給付金を受け取ってから開業する選択肢もあります!
会社員・個人で年金・健康保険の負担額が変わる
厚生年金・社会保険は会社が半分負担してくれる
年金 | 健康保険 | 負担額 | |
会社員 | 厚生年金 | 社会保険 | 半額負担 |
個人事業主・フリーター・無職 | 国民年金 | 国民健康保険 | 全額負担 |
会社員とそうでない人では、加入する年金・健康保険が変わります。
実は会社員ってだけで、会社が年金と健康保険の半分を負担してくれるんですよ?
「手取り少ねぇーじゃねーか!」と文句を言いがちですが…
全額負担だったら手取りはもっと少なくなっていたところなのです…
全額負担だからなんだよねぇ…
無職になったら何をすべきか?【国民年金・国民健康保険への切り替え】
転職先が決まっている場合
- 特になし
⇒就職先で年金・健康保険・住民税が給与から天引きされる
転職先が決まっている場合は、就職先で厚生年金・社会保険に加入できます。
なので、国民年金・国民健康保険に切り替える必要はないです。
会社員は年金・健康保険料・住民税が給与から天引きされるのでちょー楽チン!
1日でもニートになる場合
- 国民年金の切り替え・支払い
⇒毎月払う - 国民健康保険の切り替え・支払い
⇒6月~3月の間、計10回払う - 住民税の支払い
⇒6月,8月,10月,1月に払う
1日でもニートになる場合は、国民年金・国民健康保険に切り替える必要があります。
切り替えたら家に請求書が郵送されますので、コンビニとかで支払いましょう!
住民税はかってに家に請求書が郵送されますので、こちらもコンビニとかで支払いましょう!
市区町村役場で国民年金・国民健康保険に切り替えよう
- 資格喪失証明書
- 本人確認書類(免許証・パスポートとか)
- 年金手帳
- 印鑑
- マイナンバーの通知書 or マイナンバーが記載された住民票
面倒くさいですが市区町村役場に行き、国民年金・国民健康保険に切り替え申請をしましょう。
必要なものは資格喪失証明書・本人確認書類(免許証・パスポートとか)・年金手帳・印鑑・マイナンバーの通知書です。
資格喪失証明書がない場合
「資格喪失証明書」は会社から作ってくれない場合がほとんどです…
でも大丈夫!市区町村役場で即日発行してもらえます。
「健康保険・厚生年金 資格喪失等確認請求書」に必要事項を記入して提出しましょう。
必要なものは本人確認書類、マイナンバーを証明できるものです。
前職の会社に「被保険者資格喪失届」を出してるか確認しよう
「資格喪失証明書」の即日発行の条件として、前職の会社が「被保険者資格喪失届」を日本年金機構に提出している必要があります。
会社は「被保険者資格喪失届」を退職日から5日以内に日本年金機構に提出する義務があります。
一応会社に「年金の届け出だした?」と電話で聞いてみましょう。
無職になったら何をすべきか?【国民年金の免除申請を行う】
退職から1年以内の申請で全額免除
免除の区分
- 全額免除
- 納付猶予
- 4分の3免除
- 半額免除
- 4分の1免除
免除の区分は1~5まであり、申請する時に全部マルにしておくと、上から順番に審査してくれます。
最大で全額免除となります。
ちなにみに退職して1年以内であれば、全額免除がかなり通りやすいです。(役所の人が言っていた
5月に申請すると免除されるのは6月まで
期間は7月~翌年6月までの間なので、7月になったら申請しに行きましょう。
5月に申請した場合は、免除されるのは6月までなので短いです。
参考サイト:国民年金保険料に関する手続き
無職になったら何をすべきか?【社会保険を任意継続にする】
扶養家族がいる方は任意継続の方が安く済む
退職後20日以内の申請で社会保険を任意継続することができます。
保険料の金額は地域によって変わってきます。
独身の方は任意継続の方が高い場合が多いですが、扶養家族がいる方は任意継続の方が安く済む場合があります。
こちらのサイトで計算してみましょう。(とりあえず標準報酬月額は240,000円で計算してみてください
任意継続の2年目の罠と手続きの場所について
あと任意継続は2年目も辞めた時の給与から計算されるので、2年目の保険料が所得に対してバカみたいに高いという罠があるので注意です。
それから市区町村役場で手続するのではなく「協会けんぽ」で手続きをする必要があります。
手続きをする場所が年金と違うので面倒くさいです。
無職になったら何をすべきか?【ハロワから給付金を貰う】
とりあえず失業給付金を貰おう
- 失業給付金
⇒前職の給与の5~8割を3ヶ月分 - 職業訓練給付金
⇒月10万円+交通費 - 住居確保給付金
⇒月5万円
失業給付金は1947年から始まっているのに対して、職業訓練給付金は2014年、住居確保給付金2015年と新しい制度です。
利用できるものは利用しちゃいましょう。
失業給付金を貰う
求職中であることをハローワークに伝えましょう
- 雇用保険被保険者証、
- マイナンバーを証明できるもの
- 証明写真 (縦3cm×横2.5cm)2枚
- 印鑑
- 預金通帳又はキャッシュカード
ハローワークへ行き、離職票(郵送で届く、または現地調達)を提出して求職中であることを伝えましょう。
必要なものは、雇用保険被保険者証、マイナンバー通知カード、証明写真 (縦3cm×横2.5cm)2枚、印鑑です。
休職中であることを伝えたら、給付金が受け取れる期間まで待ちましょう。
3カ月間待機期間を乗り越えましょう
- 会社都合の退職:すぐ貰える
- 自己都合の退職:3ヶ月後から貰える
ほとんどの人は自己都合退職なので、3カ月間待機期間があります。
3ヶ月間はかなり長いですが…この待機期間を乗り越えた者は失業給付金を受け取れます。
金額は1ヶ月毎に3回に分けて、前職の給与の半分ほどの金額を受け取れます。
条件は「2回以上就職活動(ハロワの講習も含む)を行ったよ」と、定められた日にハロワに伝えるだけです。
職業訓練給付金を貰う
- 収入:月8万円以下
- 資産:300万円以下
働くためのスキルを身に付けながら、月10万円+交通費を貰える制度です。
平日5日間、9時~17時までみっちり座学を受けなくてはいけません…
住居確保給付金を貰う
- 年齢:65歳未満
- 期間:離職等後2年以内
- 収入:13.8万円以下
- 貯金:50.4万円以下
- 活動:ハロワで月2回以上の職業相談
地域によって条件が変わるらしいですが、条件をクリアしている人は月5万円ほどもらえます。
原則3ヶ月貰えますが、条件次第では9ヶ月に延長できます。
独立するなら何をすべきか?【開業すると給付金は受け取れない】
開業すると失業給付金は受け取れない
失業給付金を全額受け取ってから開業しましょう
国民年金・国民健康保険の切り替えは済ませておきましょう。
また必要に応じて、国民年金の全額免除・社会保険の任意継続もお忘れなく。
さて、ハロワから貰える失業給付金ですが…実は開業をしてしまうと受け取れません。
なので失業給付金を全額受け取ってから開業しましょう!
6ヶ月間は自分を見つめなおす期間に当てるがよろし
厳密には独立を決意したタイミングから、給付金を受け取る資格を喪失します。
でもハロワの職員は心を読んできません。
確認するのはあくまで求職活動を行ったかどうかです。
とりあえず給付金を全額受け取るまで6ヶ月かかるので、その間に自分を見つめなおす期間に当てるのが良いでしょう。
海外に旅行に行ったり、勉強したり、とかね!
全額受け取ってから、独立の決意を固めて開業しましょう!
独立するなら何をすべきか?【開業・青色申告書の提出】
開業の届け出と青色申告書を提出しよう
freeeで開業の届け出と青色申告の書類を作成できます。
2019年度の青色申告の申請は3月15日までです。
とはいえ、初年度はそこまで収益は見込めないと思いますので、白色申告でも問題ないかと思います。
初年度は仕事の口、コネづくり、収入の地盤固めの構築を頑張りましょう!
独立するなら何をすべきか?【確定申告の準備】
確定申告の準備をfreeeでしよう
2月15日~3月15日の時期になると確定申告をしないといけません。
とりあえずfreeeで口座とクレジットカードは同期しておくと良いでしょう
↓確定申告についてはコチラの記事でまとめてます!
まとめ
とりあえずこれだけ押さえておこう!
- 国民年金・国民健康保険に切り替え
⇒市区町村役場で手続きをしよう - ハローワークから失業給付金を貰う
⇒前職給与の5割~8割を3ヶ月分 - 国民年金を免除申請を出して全額免除する
⇒退職1年以内なら全額免除が通りやすい - 開業するなら失業給付金をもらってから!
国民年金、国民健康保険に切り替える。
失業給付金を貰う、年金を免除する。
とりあえずここらへんは押さえておきましょう!
ちなみに、freeeで開業届の書類、青色申告書を作成するのは無料です。
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