もくじ
仮面ライダーの知識に自信がある方はチャレンジしてみてください!
ジオウのオーズ編がオリキャス!本人出演がヤバイ!
ジオウのオーズ編では火野映司が国会議員として登場しましたね。
テレビシリーズを見ていた人は「ええ…なんで?」と困惑した方も多いでしょう。
当記事は映司と黎斗の対比がエグいな…ということに気づいたので記事にしました。
火野映司が国会議員として成長している
過去に国会議員の父親と確執が生じている
- 父親の資産を使って村に寄付をする
- 寄付金が内戦の資金になっていた
- 村が空襲に巻き込まれる
- 村で仲良くなった少女を目の前で失う
- 映司が人質として捕まる
- 父親が身代金を払い、映司だけが帰国
- 事実が捻じ曲げられ「村を救ったヒーロー」として美談にされる
- 政治家である父親に美談が人気取りに利用される
- 父親と確執が生じる
- 父親と縁を切った映司は、母方の名字である火野を名乗り始める
映司には上記のような過去があります。
ジオウで登場する映司が「火野映司」と名乗っていることから、上記内容のことは経験済みであることがわかります。
放浪生活の中で『世界の平和』を実現する手段を考え続ける…
父親と確執が生じてからは、映司は帰る場所がありません。
命に対する執着心や欲望がなくなり、抜け殻のようになった状態の映司は、国内を無目的に放浪していました。
「ちょっとのお金と明日のパンツがあればそれでいい」をモットーに、バイトを転々として日銭を稼ぐ日々。
オーズの世界ではその生活の中でライダーになるキッカケが訪れましたが、ジオウの世界ではライダーにはなりません。
アンクにも会いませんし、そもそもグリードが存在していません。(悲しい…
映司はオーズになることがないので、不毛な放浪の日々をオーズの世界よりも長く続けることになります。
その生活の中で、救えなかった村の少女が脳裏に浮かぶ毎日を送っていたのでしょう。
彼なりに自分の夢である『世界の平和』を実現する手段を考え続けます。(夢についてはオーズ36話参照
そして…
火野映司、国会議員になる
「どんなに誰かを助けたいと思っても、一人じゃ助けられない命がある、
だからたくさんの人と手を繋ぐことにした。
だから政治家になった。」
ジオウ10話 映司のセリフ
ジオウの映司は国会議員になって『たくさんの人を助ける』という結論を出ました。
オーズの最終回でやっと気づけた”答え”にたどり着いてるのが良いですよね。
このシーンを見たときは「映司はライダーにならなくても、この答えにたどり着くのか~」と感動しました。
と同時にホッとしましたよ。
というのも、この答えにたどり着く前に国会議員になろうとしてたら話が変わってくるからです。
答えにたどり着く前だったら、目的に近づくために、確執がある親のコネに縋るしかなかったという皮肉の話になり後味がかなり悪いです。
答えにたどり着いた後なら「背に腹は代えられない!国会議員になってたくさんの人と手をつなごう!」という前向きに選択したと、とらえることができますからね。
オーズファンはホッとしたことでしょうよ。
渡部秀監修の火野映司
そんな国会議員の映司の胸には赤い羽根が付いています。
募金のシンボルであり、戦友であるアンクのシンボルでもあります。
そして、腕にはミサンガをしています。
胸の赤い羽根は火野映司を演じている、渡部秀さんのアイデアだそうです。
比奈ちゃんが洋服関係の仕事で働いているのが嬉しい
ジオウでは壇ファウンデーションの服飾部門で働いています。
服飾系の学校に通っていた比奈ちゃんの夢は「パリコレデザイナーとして海外で活躍する」ことでした。
その大きな夢には及びませんが、ちゃんと洋服関係の仕事に就いているのは嬉しいですよね。
壇黎斗というヤベーやつが経営している会社とはいえ、企業を買収できるような大企業に勤めているわけですから、比奈ちゃん優秀っすねぇ~
その他オーズ系の小ネタ
- 鶏肉とホトトギスはアンクと掛けている
- 織田信長はオーズの映画で登場
- キヨちゃんがあらゆる場所で登場
- 映司×ソウゴ×黎斗の3人の王でオーズ
- 脚本はオーズ「キタムランド回」で話題になった毛利さん
深くは触れないけど、いろいろこだわりが凄い回でしたね。
壇黎斗は精神的に未熟なまま暴走
父親のプレッシャーでヤバイ
青:ジオウの世界でなくなった事実
- 父親の仕事を手伝う
- 黎斗がバグスターウィルスを発見する
- 永夢からファンレターが届く
- 自分にないアイデアを突き付けられ嫉妬する
- 永夢にバグスターウイルスが添付されたゲームを送る
- 永夢に感染させて成長させる
- 10年後に成長したバグスターウィルスを回収
- 意図的にゼロデイ(バグスターウイルス発生事件)を起こす
- 父親に罪を擦り付けて服役させる
- 父親の会社を引き継ぐ
- 現実をゲームの世界にしてゲームマスター(神)になろうとする
エグゼイドの物語が大きく動く永夢からのファンレターは、おそらく普通に届いたと思います。
ただジオウの世界ではバグスターウィルスが存在しないので、後々の事件に繋がることは何も起きません。
ゼロデイと呼ばれる、バグスターウイルス発生事件は起こらないのです。
正史では黎斗が父親にゼロデイの責任を擦り付けて服役させて会社を乗っ取りますが、それがないとなると壇黎斗はずーーーーっと父の期待に応え続けなければいけないことになりますよね…
プレッシャーがヤバいので2010年時点で、ちょっと壊れてますしね…かわいそうに…
この後すぐにタイムジャッカーと契約してアナザーオーズになり、黎斗の目的は『世界の王』になる事になりました。
エグゼイドでは現実をゲームの世界にしてゲームマスターになろうとしてたので、ある意味『世界の王』なることはブレてませんね。
父親の息の根を止め、会社を引き継ぎ、後に国から独立
『世界の王』になる目的達成のために、ゲームクリエイターという手段を捨て、父親の会社を私物化して資産をフル活用する方が早いと気づいたと思います。
このことに気づいた黎斗は、社長業で最短ルートで目的を達成しようと思ったんでしょう。
タイムジャッカーと契約した時点で、ゲームクリエイターとして活躍する未来はなくなっていたのです。
そんな黎斗が父親の息の根を止めるのは2016年です。
アナザーオーズになってから6年間も空いています。
「早くやっちゃえばいいのでは?」と思うところですが、おそらく家業を継ぐまでに会社の引き継ぎや、根回し等の準備に徹していたんだと思います。
また、新聞の一面が映るシーンでは「行方不明」と書いてあったことを考えると、完全犯罪にするための準備とか、入念な計画を立てたりとかですかね。
それからの事を済ませて、会社を乗っ取った後の2年間は、様々な企業を買収して会社を急成長させます。
そして2018年で国から独立宣言しました。
そして、ソウゴに倒される
王様になれましたが、結局ソウゴに倒されちゃいましたね。
歴史が変わって、黎斗が父親の息の根を止めた事実は消えたのでしょうか?
それとも父親のプレッシャーで社畜したままの人生が残ったのでしょうか?
黎斗はファイズの草加の次に好きな”どこか憎めない嫌なヤツ”なので、彼にも救いが欲しいところです…
ちなみにエグゼイドファンはツイッターで不満を爆発させてる状態です…
黎斗は救われるのは、エグゼイドの仲間たちに出会ってこそなのかもですね。
父親と同じ立場になった映司と黎斗の対比が悲しい
成長できた映司と成長できなかった黎斗
父親の立場を利用する点が二人とも似てますよね…!
父親の立場を使って更に成長する映司と、父親の立場を使っても精神的に未熟なままの黎斗…
この対比がエグいですね…黎斗に関してはほとんどバッドエンドですし…
エグゼイド編で医療の道で人を救い続けるレジェンドと、オーズ編でゲームクリエイターとしての才能を開花できなかったレジェンド…
エグゼイド絡みで対比しても悲しい…
もしも父親の息の根を止めた事実がなくなったとしたら
黎斗がゲームクリエイターとしての才能の伸ばし続けることができたのは、ファンレターがキッカケではないと思います。
ゼロデイからの父親の会社の乗っ取りにより、父親から独立できたからだと思います。
一時的に父親から独立できたことで、黎斗はプレッシャーのない自分の自由な時間を手に入れます。
その環境こそが黎斗のゲームクリエイターとしての才能を更に成長させる要因となるのです。
つまりです、ジオウのオーズ編で倒されたことで、もしも父親の息の根を止めた事実がなくなったとしたら。(そうであれ
黎斗はずっと父親のもとで働き続けるのではなく、父親の会社を乗っ取るでもなく、独立して自分のゲーム会社を立ち上げて、そこで才能を開花させると思います。
国の独立をした黎斗のことです。
父親の会社からも独立しちゃうでしょう。
そして、独立した会社でゲームクリエイターの才能を開花させるのです。
まとめ
オーズは神回、次回も神回
ジオウのオーズは文句なしの神回でしたね。
「いつかの明日」っていつ来るんだろうなぁ…
さて、次回はオリキャスの鎧武回!あらゆる意味で神回です!
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